ダイエットの問題点
ダイエットというと、食べる量を減らしてカロリー制限するというのが一般的。
食べずにダイエットというのは、一気にやせるには効果的ですが、
エネルギーが足りなくなって持久力がなくなったり、
筋肉がやせて体力がなくなったり、栄養不足や基礎代謝が落ちるといったデメリットが。
そんな中、注目を集めているのが、「低インシュリンダイエット」。
最近テレビで紹介され、口コミでも話題になっているダイエット方法のひとつです。
低インシュリンダイエットの場合、カロリー制限とはちがい、
食事で血糖値を整えるという画期的な方法で、
食べるものを選んで空腹知らずで確実にやせれる！といった声も多い方法なんです。
「低インシュリンダイエット」とは？
食事をとると、血糖値が上がってインシュリンというホルモンが分泌されます。
そのインシュリンが出すぎると、糖が脂肪として体に蓄えられ脂肪となります。
このインシュリンが出すぎてしまう原因は血糖値の急激な上昇。
反対に、血糖値の上昇をゆっくり抑えることができれば、インシュリンも抑えられて
糖が脂肪としてたまることもなくなります。
これを目的としたのが「低インシュリンダイエット」です。
「低インシュリンダイエット」のやり方
「低インシュリンダイエット」で気にするのはカロリーではなく「GI値」。
GI値とは、どれだけ血糖値が上がりやすいかという目安になる数字です。
数字が大きければ大きいほど、血糖値が上がりやすいものになります。
たとえば、白米100gのGI値は「88」。これを玄米に変えると「55」まで抑えることができます。
できるだけGI値の低いものを意識して食事をとるのが「低インシュリンダイエット」です。
主な食べ物のGI値リストは、出典:（C）低インシュリンDEダイエット
低GI値メニューの選び方
食事制限なし、糖質が低い食べ物を選んで食べる・・・という画期的な「低インシュリンダイエット」。
でも、なにが低GIのものか、なかなか覚えられないですよね。。
そこでざっくり！主な食材でこちらを選ぶべき！というのをPIckUpしました。
＜ごはん・パン・麺類＞
・白米より玄米を選ぶ
・うどんよりそば、中華麺
・パンはライ麦・全粒粉パンを選ぶ
・パスタは全粒粉のものを選ぶ
・インスタントラーメンよりは普通のラーメン（スープは飲んじゃダメ×）
※白っぽいものより、黒っぽい色のものを意識して選ぶといいですよ。
＜野菜＞
・じゃがいもは高GI値、選ぶならさつまいも
・にんじんも高GI値、緑黄色野菜はほうれんそうやブロッコリーなど緑のものを
・とうもろこし、かぼちゃなど甘めの野菜も高GI値なので控える
＜その他＞
・砂糖はGI値が高いので、ノンシュガータイプに
・あんこは高GI値、甘いものを食べるなら低GI値の卵や乳製品で作ったプリンに。
最近では、スーパーやコンビニの食材でも
低GI食品やグルテンフリーといった表記も見られるので、
こういった食品を選ぶようにするのも、おすすめですよ！
