勤めてみないとわからない！ナイトワークの内部事情

June 25, 2018

ナイトワークってどんなイメージがありますか？

「メイクが派手…」「お金使いが荒い！」「なんだかよくわからないけど危ないんじゃない？」

聞いてみると、こんな風にちょっとマイナスなイメージが多いですよね。

実はナイトワークは普通は教えてもらえないマナーや常識が身についたり、普段自分で食べられないような食事に連れて行ってもらえちゃったり、キレイになって自分に自信がついたりなど、働いていて良いことがたっぷりなんです！

今回はそんな働いてみないとわからないナイトワークの内部事情をご紹介します♪

ナイトワークの種類って？

そもそも一くくりにナイトワークといっても、色々な種類のお店があるんです。

ガールズバーやキャバクラ、スナック、ラウンジ、クラブなど勤めるお店によってお客さんの層や特徴も変わってきます。

まずはそんなそれぞれのお店の特徴をご紹介します！

ガールズバー

まずはナイトワークの登竜門、ガールズバー！

勤めている女の子は18歳～22歳が平均年齢と若めなのがポイント。

若い女の子の素人っぽさが売りなので、合コンに行った時や、男友達と飲んでいるようなワイワイした雰囲気で接客します。もちろんお店の雰囲気によって30歳以上の女の子も在籍していますので安心してくださいね。

接客では大体一度お客さんについてから20分程で他の女の子と交代になるので、もし接客中に「この人合わないなあ」と思っても少しだけ頑張ればOK。

店長にこっそりお願いして席を変えてもらっちゃうことも可能です！

お客さんは20代～30代くらいの若いお客さんが多いので、フランクでお友達みたいな接客が好かれます。

時給は1200円～1800円くらいとキャバクラなどに比べるとちょっと安いですが、夕方から翌日の朝までと長時間営業しているお店が多いので、その分がっつり稼げちゃいます☆

キャバクラ

次はキャバクラ。ナイトワークと聞くとまず思い浮かびますよね！

キャバクラには各お店にコンセプトがあり、素人の女の子が中心に在籍して3か月で卒業するキャバクラや、40歳以上の女の子が中心に在籍する熟女キャバクラまで様々。

アニメのコスプレが衣装のお店もあったりと、お店によってカラーが違います。

自分が好きな衣装で接客できるのはテンションが上がっちゃいますね。

お店によっては月々衣装代の手当てがあったりする場合も！毎日可愛い衣装を着たいけど、女の子は何かとお金が掛かってしまうので嬉しいですね♪

ヘアセットも完備しているところがほとんどで、専属のスタイリストさんが毎回自分の好きなヘアスタイルに仕上げてくれます。

キャバクラに来るお客さんの年齢層は幅広く、20代の若い方から80歳以上のおじいちゃん(！)まで来店します。

基本的には1対1で隣に座って接客することが多いので、初対面のお客さんとの距離が縮まりやすいのもポイント。人見知りだったり多少口下手でもお客さんがリードしてくれちゃうことも多いのです☆

頑張れば頑張った分お給料で還元されるので、とにかく稼ぎたいという目標を持っている方はぜひキャバクラをおすすめします！

スナック、ラウンジ

スナックとラウンジは似ているのでここで一緒にご紹介します。

まずスナックとラウンジの違いは、スナックにはママやマスターがいますが、ラウンジには店長と女の子だけでママと呼ばれる人はいません。

キャバクラに比べて接客や営業方針もラフな部分が多く、衣装もちょっとキレイ目のワンピースやショートパンツなど私服で良かったりと初心者の人はとっても働きやすい環境なんです。

またお客さんの呼び込みなどもほとんどないので、「毎回新しい人と話さなければならない…」というのもなく、知り合いの人と飲みに行っているような気楽な感覚でお仕事することができますよ！

スナックやラウンジはカラオケが設置してあることが多く、歌が好きなお客さんも多いんです。お客さんに合わせてカラオケが歌えると、とっても喜ばれるので歌が歌うことが好きな女の子はスナックやラウンジがおすすめ♪

ちなみにお客さんがお喋りそっちのけでずっとカラオケをして帰ってしまう…なんてこともあります(笑)

クラブ

最後はクラブです。

ドラマでもクラブのホステスさんを題材にしたものが多いので、何となくお仕事の内容を知っている人は多いかと思います。

クラブに勤めている女性はとんでもなくきれいで、すごく高いお給料をもらって…と、ついついそんなイメージをしてしまいますよね。

もちろん高級クラブならその場合もありますが、実はクラブに勤める女の子は本当に普通の女の子も多いのです。特に銀座だと派手な女の子よりも素朴で素直な女の子が好かれる傾向にあるみたいですよ！

クラブにはお客さんを担当して売り上げる女の子と、それをサポートするヘルプの役回りの女の子の2種類の働き方があります。

売り上げの女の子は専業でホステスをしている女の子ですが、ヘルプの女の子は昼間は学生だったりOLだったりと本業と掛け持ちしている子も多いのです。

クラブは夜遅くまで営業せずに大体0時～翌1時に営業が終了しますので、本業がある女の子もとっても働きやすい環境。なので掛け持ちの子が多いんですね。

ヘルプの女の子の日給は(時給制ではなく日給制がほとんどです)1万円～2万円前後になっています。

クラブはキャバクラなどと違ってグループで接客するので、チームワークが何よりも大切！

一匹狼みたいな働き方はひんしゅくを買ってしまうので気をつけましょうね。

たまに「アフター」と言って、売り上げの女の子のお客さんと一緒に営業終了後に食事やバーにお付き合いすることもあります。

銀座や六本木など繁華街にあるクラブに勤めると、自分じゃ手が出ないような美味しいお店に連れて行ってもらえちゃうことも多々☆都合が合えばぜひご一緒してみてくださいね。

ちなみに「ちょっと朝早いし断りたいなあ～」と思ったら、断ってしまってもOKです。

終電が心配な場合も帰りのタクシー代はお客さんか売り上げの女の子が払うのがルールになっているので、安心してアフターも楽しんじゃいましょう♡

ナイトワークで身に着くこと

それではナイトワークに勤めていると、何ができるようになるのでしょうか。

実はナイトワークをしていて身に着く一番のメリットは「気使いができるようになる」こと！。

ホステスはお仕事の最中にたくさんアンテナを張って色んなことに気を使わなければなりません。お客さんの灰皿にたばこの吸い殻が入っていたら交換しなくてはいけないし、飲み物の残りにも気を付けて、お連れ様がつまらなさそうにしてたらそっちにも話を振って会話に混ぜたり、歌が好きそうな人には積極的にカラオケを勧めたり…

お話しをするだけでなく、色んなものを同時に見ているのです。ナイトワークをしていると、こんな「周りを見る力」が自然と養われていきます。

実は、これが昼のお仕事でもすごく役に立つのです！

普段会社勤めをしていると「気が使えない」と言われてしまう人はたくさんいますよね。

いつ自分が言われるか…と冷や冷やしてしまいます。

これの原因のほとんどが、周りを見ようとしていないことにあるのです。

周りを見るということが身についていれば、自然と気も使えるので先輩にも可愛がられ、取引先のお客さんにも好かれるといった良いことがたくさん！ですが「あ、ナイトワークやってたな」と思われてしまうと良くない噂が流れたりするので、間違っても上司のたばこに火をつけたりしちゃダメですよ！