みなさんは「コンカフェ」のお仕事をご存知でしょうか？ 女性向けのお仕事の中でも最近人気のある仕事のひとつで、コンセプトカフェのことです。今回は、人気の高い女の子向けの仕事であるコンカフェを取り上げます。
コンカフェとはどんなところで、何をするのか解説しますので、興味のある女の子は要チェックですよ！
そもそもコンカフェとは？
コンカフェとは、「コンセプトカフェ」の略です。お店が設定した「コンセプト」に合わせて、世界観にあった衣装を着たり、お店の雰囲気を楽しんだりしながら女の子とお客さんがお話をします。いろいろなコンセプトがあり、店舗ごとに工夫が凝らされています。
お酒の提供もありますし、フードやノンアルコールのドリンクもあります。女の子は衣装を着て、カウンター越しにお客さんとおしゃべりを楽しみます。接客内容は、世界観を重視したもので、口調・仕草・ドリンク提供の仕方などなど、ある程度の設定があることがほとんどです。
コンカフェの客層・お客さんのタイプは幅広い
コンカフェは世界観を楽しみに訪れる人が多いので、キャバクラなどのように接待利用などで来店する人は少ない傾向にあります。
コンカフェの客層は幅広く、アニメやマンガ、ゲームが好きな人が多く来店します。コンカフェ客層の最大の特徴が、女性のお客さんが多いという点です。また、コンカフェは池袋や秋葉原などに多いので、学生さんが訪れやすいのも特徴と言えるでしょう。
コンカフェとメイド喫茶は違う？
コンセプトカフェといってイメージされやすいのが、メイドカフェです。メイドが給仕してくれる「世界観」のなかで、メイドの「衣装」を着た女の子がドリンクなどを提供してくれますよね。
しかし、コンカフェとメイド喫茶は、厳密には違うのです。ほかにも「執事喫茶」なども、コンセプトカフェとは違います。その理由は、この両者はあくまで「喫茶店」であるという点です。
喫茶店はアルコール提供はできないのですが、カフェという名目で営業している店は「飲食店営業」にあたりますから、アルコール提供が可能になります。つまり、喫茶店とカフェは法的な根拠に基づくジャンル分けが異なるということになります。
そのため、分類上、コンカフェとガールズバーは同じ区分になるわけです。ちなみに、メイドカフェでありメイド喫茶ではないときは、法的な申請が飲食店の場合、アルコール提供ができるケースもあります。
コンカフェとキャバクラの違い
「女性が働くお店」「お客さんは男性が多い」という意味では共通点のあるコンカフェとキャバクラですが、細かな違いがあるのです。
キャバクラとコンカフェにおける最大の違いが、お給料です。キャバクラはそもそもの時給が高く、7,000円や10,000円を越えるような高級店もあります。対してコンカフェは時給1,500円くらいからとなっています。
お給料の分、時間外のライン営業などでコミュニケーションに時間を割き、接客中も会話の質やサービスを求められるのがキャバクラなのです。
コンカフェの仕事内容について
コンカフェの仕事のメインは、働くお店のコンセプトに沿った接客をすること。お客さんはお店の世界観を楽しみに来店しているので、言葉遣いなど細かい部分までコンセプトを意識することが大切です。ここでは、そんなコンカフェの仕事内容について細かくチェックしていきます。
世界観重視のサービスでおもてなし
コンカフェはお店ごとに設定や用語があり、働く女の子もその中に入り込んで接客する必要があります。そのぶん、コンカフェは軽い接客にとどまっています。会話しすぎないのは、世界観を壊さないためでもあるでしょう。
ステージで歌ったり踊ったりするようなパフォーマンスがあるお店では、ライブパフォーマンスをすることもあります。お店のスタッフとして普段と違う自分になり切り、コンセプトに溶け込んで接客しましょうね！
ドリンクや料理のオーダーや提供
コンカフェではドリンクや料理のオーダー・提供も、コンカフェの大切な仕事のひとつです。この点は一般的な飲食店のホールスタッフの仕事と似ていますよね。
アルコール類を扱うお店の場合はもちろん、お酒を提供する場面も出てきます。基本的にホールで働く場合、オーダーや提供は取りますが、ホールとキッチンはスタッフが分けられていますので、調理をすることはあまりありません。
ただ、簡単なドリンク作りはホールスタッフが行うお店もあるので、不慣れな場合や経験がない場合は、お店に確認しましょう。
コンカフェはどんな女性が向いている？
男性が相手の接客業である点はキャバクラなどの夜職と同じですが、コンカフェはキャバクラとは異なり、世界観重視のお店です。そのため、設定やキャラ付けを楽しめる方や、キャラを演じるのが好きな人はコンカフェに向いています。
コンカフェではお客さんの「推し」になって、ファンになってもらうことが大切です。お客さんの「推し」になることで、お客さんにお店に通ってもらったり、ドリンクを入れてくれるようになったりします。キャバクラほどとはいいませんが、ドリンクバックで稼ぐことができますよ！
まとめ
コンカフェは特殊な世界観の中、可愛い衣装の女の子や、独自の接客方法を楽しめるのが特徴です。世界観を楽しみながら働くことを重視しています。そのため、ナイトワークを始めたい未経験の女の子にとって、抵抗が少ないため気軽に始めやすく、キャバクラやガールズバーよりもハードルが低い業種と言えるでしょう。また、コンカフェ店舗のほとんどが法令を遵守しながら営業をしているので、安心感もありますよ。
話題のコンカフェで働きたいなら、自分に合ったお店かどうか見極めるようにしましょう。まずはお試し勤務からしてみてはいかがでしょうか。求人情報を見て気になるお店をチェックしてみましょう！
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