これからキャバクラで働こうかと考えている方やキャバクラ初心者さんに
読んでもらいたいキャバ嬢雑学♡
今回はキャバクラの給料システムについてご紹介!
キャバクラの給与システムは、
大まかにわけて売上制とポイント制があるということはすでに説明しました♪
売上制は自分の指名のお客さんがお店にいくら支払ったかで、
その一定のパーセンテージが給与としてもらえるという単純なシステムです。
ここでは、お店によっても大きく異なる、ポイント制について詳しく説明していきたいと思います♡
そもそもポイント制って?
ある店を例にとって説明してみます。仮にその店をG店とします。
G店はお給料の締め日が10日間になっています。
ですから、毎月1日~10日まで、11日~20日まで
そして21日から月末までの3回お給料の締め日があります。
1回目の締め日のお給料が20日にもらえ、2回目のお給料が月末にもらえ、
3回目のお給料が翌月10日にもらえる形式で、月に3回お給料日があるお店です。
お給料の締め日を何日間にするかは、お店の戦略!
15日間のところもあれば1ヶ月のところもあります。
女の子からしてみると、月1回のお給料だと、月半ばに使い切ってしまい、
後半金欠病になるので、回数が多いほうが助かると思う人も多いでしょう。
G店は、お給料の締め日は女の子がポイントの調整でたくさんのお客さんを呼ぶので、
月に3回締め日がある方がひと月をとおしてお客さんの波が少ないというのが大きな理由で月3回にしています。
さて、女の子は、お給料の締め日までの期間にお客さんを呼び、指名をもらい、同伴をしてポイントを稼ぎます。
1期目のポイントが70ポイントだったとします。
それをポイント時給換算表(ポイント表ということにします)に照らし合わせると時給金額が決まります。
そして、その期間に出勤した時間を計算し、時給をかけた金額が10日後のお給料日にもらえるというシステムです。
ポイントの獲得方法
では、ポイントはどのように加算されていくのでしょうか。
ますは、指名ポイントです。G店では本指名が1セット1ポイント、
場内指名は1セット0.5ポイントで計算します。
一人のお客さんが3セット飲んで帰れば、本指名の場合3ポイント、場内指名の場合1.5ポイントつきます。
場内指名のお客さんが3セット居たうち、
場内指名を入れてくれたのが2セット目からだったということであれば2セット分の1ポイントということになります。
次に同伴ポイントがつきます。同伴とはお店に入る前にお客さんと食事などをして、
お客さんと一緒にお店に入ることをいいます。
お店はこの同伴を推奨します。キャバクラは夜7時~8時にオープンします。
お客さんである男性は、普段は仕事が終わり、友人たちと食事をして、じゃあキャバクラでも行こうかと来店します。
そうすると、キャバクラに来店する時間は9時か10時ということになります。
そうすると、7時とか8時といった時間帯はお店としては一番集客に頭を痛める時間帯なのです。
客商売では「お客がお客を呼ぶ」と言います。
開店からお客さんの入りの良いお店には、何故かお客さんが集まってくるものなのです。
また、お客さんがいなくて売上がなくても、出勤している女の子の時給は発生しています。
ですから、お店としては同伴を推奨して、開店時から客席を埋めていきたいのです。
そこでG店では同伴には1回につき2ポイントをつけています。
つまり、同伴で入店したお客さんは当然本指名で入りますので、そのお客さんが3セットいれば同伴ポイント2ポイント、指名ポイント3ポイントで、合計5ポイントつく計算になります。
指名ポイント、同伴ポイント以外にも色々とポイントをつけているお店があります。
G店ではボトルポイントをつけています。お客さんは基本的にお店が用意したハウスボトルを飲みます。
それであればお客さんは飲み放題です。
しかし、自分の好みのお酒があり、お金を支払ってボトルをキープするお客さんもいます。
また、女の子の誕生日ではお祝いにシャンパンをオーダーしたりします。
G店では、そのボトルの金額に応じてポイントをつけています。
例えば普通のウィスキーボトルであれば0.5ポイント、シャンパンでドンペリの白であれば3ポイント、
ドンペリのピンクであれば5ポイントといった感じです。
ポイントの加算は、お店によって異なります。自分の店はどのようになっているのかを確認するようにしましょう。
ポイント表
さて、ポントに応じた時給換算表ですが、聞くところによると、女の子の更衣室に貼られていたりするそうです。
私は女の子の更衣室に入ったことがないので、実際に見たことはありません。
しかし、あるルートからG店のポイント表を極秘に入手しました。
それがこれです。
期間ごとに獲得したポイントをこの表に照らし合わせると、
時給がいくらなのかがわかるようになっています。
ポイントが高ければ高いほど時給も上がっていくという、スライド方式になっているわけです。
例えば、40ポイントで終わった場合は4,500円ですが、
70ポイントを獲得すると、時給が6,000円になっています。
40ポイントと70ポイントでは時給に1,500円も差があるということです。
実は、G店だけではなく、他の店のポイント表もいくつか極秘に入手したことがありますが、
G店の表が一番判りやすいので、説明に利用させて頂きました。
この表を見てイメージして頂ければ、実際に自分の店のポイント表などを見ても理解が早いと思います。
給料換算から給料金額の計算
さて、ポイントによって、時給金額がスライドするということを理解して頂いたら、
実際のお給料はどれくらいの金額になるのか計算してみましょう。
まず、1期間でトータル何時間働いたかを計算します。お店は7時にオープンして12時に閉店するとしましょう。
1日5時間の営業です。
1期間10日間あるわけですが、日曜日休みのお店もありますので、実際の稼動営業日が何日かを数えます。
とりあえず、稼動営業日を8日間とします。
オープンから出勤して、ラストまで働くと5時間です。
稼動営業日をフルに出勤したとすると、5時間×8日間で、トータル40時間働いたことになります。
もちろん実際には定休日以外にお休みをもらったり、遅刻や早退があればトータル時間は少なくなります。
次に、自分のポイントをポイント表と照らし合わせて、時給金額を確認します。
58ポイントの人はG店では【50~59ポイント】のところですので、時給5,000円となります。
トータル労働時間の40時間に時給5,000円をかけると、20万円という金額になります。
毎期間同じ成績を残せば、月に3回20万円のお給料がもらえますので、月間60万円のお給料ということになります。
これが100ポイントの人であれば時給が8,000円になりますので、
1期間32万円ももらえるわけですから、月間96万円のお給料をもらうことになります。
ところで、先ほど58ポイントの人は20万円と計算しましたが、
この人は、あと2ポイント稼げば次のランクの時給5,500円になっていました。
そうすると、給与は22万円になるのです。
2ポイントといえば、2セット居てくれるお客さんをひとり呼べばよいだけです。
女の子にすれば何がなんでもお客さんを呼びたいところです。
当然、他の女の子も期間の最終日は自分のポイントを計算して、何人のお客さんを呼ぶか計画を立てます。
G店が月に3回お給料の締めがあれば、その都度女の子がお客さんを呼ぶので、
ひと月をとおしてお客さんの入の波が少ないというのが理解できると思います。
ポイント時給以外の給与の手当て
G店を例にとって、ポイント制を解説してみましたが、
同じポイント制を採用しているお店でも、細かいシステムは異なります。
例えば、同伴はポイントに加算せず、お客さんが支払う同伴料(お客さんは同伴すると、通常の料金にプラスして同伴料として1,000円~3,000円支払います)の中から
1,000円~2,000円をキャッシュバックしているお店もあります。
また、ボトルもポイントにせず、
金額の何パーセントかをボトルバックとしてお給料につけるようにしているお店もありますし、
ボトル以外の女の子が飲むドリンクはドリンク代の一定割合をキャッシュバックしているお店が多いです。
この他にも、お店によって、様々なバックをつけているケースがあります。
このように、ポイントに加算されずキャッシュバックの項目が多いお店では、
ポイントによる時給換算の金額はG店の例より低く設定してあります。
自分のお店のポイント表を見て、G店より金額が低いなあと思ったら、
時給以外に様々なキャッシュバックがついているはずですので、よく確認するようにしましょう。
ポイント制については理解できましたか?
売上制よりかは単純ではありませんが、
自分に取って合う給料制によってお店を選んでもいいかもしれません♡
次回はキャバクラのヘルプのルールとマナーについてです★
お楽しみに!!
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