初めてキャバクラデビューするなら、頻繁に使うキャバクラ用語はあらかじめチェックしておきたいもの。ナイト業界で使用する専門用語について解説していきたいと思います!
キャバクラでは専門用語を使って仕事をする!
キャバクラには、メジャーな用語からマイナーな言葉まで、業界用語がたくさんあります。
キャバクラでは、キャバ嬢がスムーズな接客を行えるように、業界ならではの略語を使うこともあります。そこで今回は、お店のスタッフや現役キャバ嬢に聞いた「キャバクラで働くなら絶対に知っておかなければならない必修用語」と、「バリバリ活躍したいと思っているなら押さえておきたいマイナーな用語」を紹介します。
キャバクラで働くなら絶対に知っておくべき必修用語
アイミネ
アイス(氷)とミネラルウォーター(水)。
アイスは氷(こおり)の英訳で、キャバクラやクラブ、スナックなどの水商売には必ず登場する用語です。そのままの意味なので、難しくはありません。アイスとミネラルウォーターが無ければお酒が作れませんので、必需品です。
キープボトル
ハウスボトル(セット料金内のお酒ボトル)より高く、キャストとお客様が飲めるお酒。
5,000円から最高100万円単位の高いボトルで、1本1本買うことができます。
朝キャバ
朝から営業しているキャバクラ店の略称。
営業時間帯が違うだけで、基本的にはキャバクラと変わりません。主に、日の出〜お昼もしくは夕方までのお店が多く、早朝の4・5時〜お昼まで営業しています。
風紀
いわゆる職場恋愛。キャバクラ嬢とお店の男性スタッフ(ボーイ・黒服)が男女関係を持ってしまうこと。キャバ嬢とボーイが恋愛関係になることは禁じられている。
風紀が発覚してしまうと2人の問題に終わらず、多額の罰金(ペナルティー)が科せられることもすくなくありません。罰金の金額はお店によって変わりますが、だいたいが50万〜100万円くらいだと言われています。
枝
大金を使ってくれる常連客と一緒に来店されたフリーのお客さん。枝のお客さんの売り上げも、指名を取っているキャバ嬢に加算される。
今後、指名してくれる可能性の高いお客さんのため、キャバ嬢にとっては売り上げをアップするためのチャンスとなりますので、覚えておきましょう。
ハンドサイン
キャバ嬢がテーブルに着座中に、黒服に送る手を使ったジェスチャー。
気が利く演出のためには、こっそりと黒服さんに指示を出すケースもあります。また店内が盛り上がって騒がしい時によく使われます。
色恋
キャバ嬢がお客さんに対して、気のある素振りを見せたり、好きなフリをして接客をすること。
お客さんを定期的にお店に来店させることが色恋営業のメリットです。お客さんのタイプによっては、本気になってしまうこともありますので、過剰に行うのはやめましょう。
似ている用語に「色恋管理」というものがあります。こちらはお客様に対しての言葉ではなく、キャバ嬢がお店を辞めないように、男性スタッフやボーイなどがキャバ嬢と恋愛関係になり引き留めることです。間違えて使わないように気を付けましょう!
友営
お友達感覚でお客さんと接する営業方法。
色恋営業とは違い、楽しい雰囲気のカジュアルな接客となるため、長いお付き合いができるお客さんを作るのに向いています。
太客・細客・痛客
太客(ふときゃく):お金をたくさん使うお客様
細客(ほそきゃく):あまり予算のないお客様
痛客(いたきゃく):マナーの悪い客、セクハラ客など
痛客は、痛い客、残念なお客様のことです。暴言や気持ち悪いようなお客様にも使われることがあります。また、太客のなかでも、1回の来店で大金を使ってくれるお客さんのことを「極太」と呼びます。
裏引き
別名「裏」。お客さんをお店に呼ばず、店外で個人的にプレゼントや食事などを楽しむ行為。
デートをしながらブランド物を買ってもらう、留学するための費用を援助してもらう、生活費をもらうなど、キャバ嬢にとっては大きなメリットがあります。しかし、お店にとっては不利益なので裏引きがバレると罰則があります。
ちなみに、休みの日にお客様と会う事を「店外」と言います。違反行為ではありませんが、店外を求めてくるお客様は色恋が多く、仕事上あまりプラスにならないのが現状です。
営業電話・メール・LINE
お客様に連絡し、お店に来てくれるようにお誘いをすること。
営業こそ、指名・給料アップ・認知度アップできる絶好のチャンス! 営業をするとしないとでは、お客様からの指名獲得や自分の認知度をアピールできません。
営業メール
お客様に定期的にメールを送って、コミュニケーションを取ること。営業電話をする前に、営業メールでお客様との親密さを築き上げましょう。
自由出勤
出勤時間が決められていない出勤システム。人気キャバ嬢や売り上げを常に出しているキャバ嬢などに適用される。
事前にお店側に「〇〇に出勤します」と伝えれば、自分の好きな時間に出勤可能なシステムです。
アリバイ対策
自分がキャバクラ勤めをしていることを「知人」「家族」「恋人」などにバレないように対策を打つことです。
お店によっては架空の会社を名乗って、自分の代わりに「〇〇で働いていること」を証明し、バレないような対策を打つこともあります。
移籍
人気キャバ嬢や売れているキャバ嬢が利用する言葉で、キャバ嬢がほかのお店へ移ることです。
同じグループ系列のお店に移動する子もいれば、有名どころに移動する子もいます。人気キャバ嬢には常連客が付いているので、辞めてしまうとお店にとって大きなダメージとなります。
まとめ
いかがでしたか?
キャバ嬢として働く上で、多くの専門用語が飛び交っているのが分かったのではないでしょうか。今回紹介したもの以外にも、お店だけの独自の言葉があることもあります。働く前に覚えておくのももちろん役に立ちますが、働きながら覚えていくこともできます。
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