六本木のノンアルキャバ嬢として大人気のメイサさん。
「銀行員からキャバクラ嬢に転身」「2000万円の投資詐欺にあう」など、異色の経歴が注目を集めています。
メイサさんならではのエピソードについて、たっぷりとお話を聞いてきました!
【メイサ】1990年生まれ東京都出身。六本木JUNGLE TOKYO在籍の現役キャバ嬢で、モデルとしても活躍している。YouTuberであるラファエルの動画に度々出演している他、2019年1月に始めたInstagramのフォロワーは3万人を超え、知名度急上昇中!「元銀行員」「ハーフ」「ノンアルキャバ嬢」などといった濃いキャラクターの持ち主としても有名。
ノンアルキャバ嬢だけど、飲ませ上手
ちなみにお酒って、まったく飲めないんですか??
突然飲めなくなった!っていうパターンもあるらしいですけど…
両親も飲めないので、やっぱり飲めない家系の遺伝なのかな。
飲んだことがないから、違いがわからないんです。 よくお客さんに「飲まないでつまんなくないの?」って聞かれたり、一緒に働いてる女の子にも「飲まないでよくそんなにしゃべれるね」って言われるんですけど。正直ずっとそうやってきたから、酔って盛り上がるみたいな感覚がわからなくて…!
周りがテンション高くなったら高くなるし、周りが落ち着いてたら落ち着くし…
周りに合わせるのって、苦にならないんですか??
大学生の時は、学校一の飲みサーにいましたし(笑)
みんなが結構激しく飲んでる中で、全然普通にしてました。
どうやって酔っ払いのノリについていくんですか??
だから、お酒を飲んでないことに気付かない人もいますよ。ごはん食べに行った時とかに「お酒何飲むの?」って聞かれて「お茶」って答えたら「お茶かよ!?」って言われたり(笑)
どうやってお酒を飲まずに乗り切ってたんですか?
それが今のお仕事でも、活きてるんでしょうか?
あと、飲み会でやるじゃんけんとかゲームとか異様に強いんですよ。飲みがかかると、あんまり負けないんです。絶対負けちゃいけないと思って(笑)
夜職で働く母の姿を見て育った
それまで、1度もナイトワークをやったことはなかったんですか?
だから自分で働いたことはなかったんですけど、知識とかは全然ありました。
じゃあ最初から、キャバクラで働くことに抵抗はなかったですか?
お母さんもお酒が飲めないので、飲まなきゃいけない仕事っていうイメージも特にありませんでした。
最初はお母さんのドレスとかアクセサリーとか、全部借りてやってました。
就職氷河期を乗り越えて銀行員に
いろんな会社がある中で、どうして銀行に就職されたんですか?
わたしは、金融とゼネコンを中心に受けて、唯一受かった大手が銀行で。他にも受けようと思ってたんですけど、もう就活にも疲れちゃって…。銀行に就職することにしました。
それはやっぱり、安定感のあるお仕事に魅力を感じていたからですか??
あと、どの分野でも絶対お金って絡んでくるから、金融なら何をするのにも役に立ちそうだし、途中で辞めても何かに活かせるかなと思って。
昼職の経験が、夜職に生きている
特にどんな時に、昼間のお仕事の経験が活かせていると感じますか??
あとは、お客さまに難しいお話をされても結構わかります(笑)だから普段は銀座に行ってるけど、たまたま六本木に来た年配の方に好かれる事も多いです。
お客さまとは結構しっかりお話をされる感じですか?
好奇心旺盛だから、世界中のことが知りたい
世界中を飛び回っている方のお話を聞くのはすごく楽しくて、「今度いろいろ教えて!」って言って、一緒にごはんに行く予定です!
親も海外出身だから、そういう文化とかに興味がある感じです!
知らなかったら知らなかったでいいんですけど、そういう世界で活動してる人が近くにいると気になっちゃう。好奇心旺盛なので、興味を持ったことはすぐに調べちゃいます♡
日本語とタガログ語と…あとは、英語ですか?
旅行にいった時とか、お店に海外から来たお客さまがいらっしゃった時に困らない程度です。日常会話程度のレベルかな。
海外のお客さま同士で飲みに来たりするんですか??
勝手に入ってくる方を見かけると、大丈夫かなって心配になります(笑)
六本木のキャバクラを選んだのは「自分に合っているから」
銀座や歌舞伎町ではなく、どうして六本木を選んだんですか?
まず、歌舞伎町と銀座はお酒が飲めないと厳しそうだなと思って。
銀座のクラブとかだと、ヘルプの席で飲めないのは失礼かなって思って。
西麻布のラウンジとかはどうですか??
お客さまも、パパ活じゃないですけど、そういうことを求めてる人もいるから。
そうなんですね!ラウンジは、お客さまもラフな方が多いイメージです。
六本木のお客さまは、気に入ったら指名してくれる人が多いのでその方が私には合ってるかなって。
お店はどうやって決めたんですか?
でも、今考えると、勇気あるなって思います。そのお店に知り合いがいたわけでもないのに(笑)
急に知らない人に声をかけられるのには、抵抗はなかったんですか?
「1時間でこんなにもらえるの?やりまーす!」みたいな(笑)
キャバクラを選んだのは「いろんなことを経験したかったから」
キャバ嬢に転身しようと決めたきっかけって、なんだったんですか?
それだけじゃなくて親孝行もしたいし、将来どうなるかわからないから今のうちに貯蓄もしたいし…
あと、キャバクラって期間限定の職業じゃないですか。輝いているうちにいろんな人と出会って、いろんなことを経験したいなと思ったんです。
自分が動かなくても、お金がちゃんと入ってくるようなシステムを作りたいなって思ってます♡
なにかやってみたい分野とか、興味のある分野とかがあれば教えてください!
手堅く、ちょこちょこやりたいんですよね。リスクを分散するためにも、1ヶ所に集中しないようにして。資産運用とかをちゃんと勉強して、実店舗を持ったりできればなって。
2,000万円の投資詐欺に遭ってしまった
最初の数ヶ月は来たんですけど、投資先の弁護士から「借りたお金は返せません。自己破産も考えてます」みたいな手紙が突然来て。 私は投資で預けたつもりでいたのに、書類上は私がお金を貸したことになっていたんです。2,000万円も払ったのに、相手にお金がないっていう理由で返してもらえませんでした。
詐欺だって発覚した時、その子に相談したら「いや、そんなの私に言われてもしょうがないから、自分でどうにかして」っていきなり冷たくなって。
だから、最初から騙すつもりだったんだってわかって…
お金を受け取ったのは、その子の従兄弟のおじさん。お金の貸し借りだと、財産のない人からは取り戻せないんです。十数万円かけて本当に資産がないのか調べたら、3,000円しかなくて(笑) 結局、裁判に1年間かかって、終わったのが去年です。
メンタルを崩したり、人間不信になったりはしなかったんですか?
詐欺だから取り返せるだろうと思ってたんですけど、法律的に絶対無理なんだってわかって、それからはずっと病んでました。
一刻も早くお金を取り戻したい!って思ってからは、かなり気合いを入れて働くようになりました。 今では、あれは必要な経験だったのかなってポジティブに考えるようにしてます。まだリカバリーが効く年齢だし、人のお金を借りてまでやったり、誰かを紹介したりしなくて本当によかったなって。
本当にいい話なら、簡単に人に言わないですよね。やっぱり、世の中にうまい話はないんだなって身をもって実感したので。
でも今になって考えてみると、どうして誰にも相談しなかったんだろうって思います。勇気があるなって、自分で自分にびっくり(笑) 会社のお金を横領してる人とかも多いです。 そのお金で飲んでる人がいるってことですよね…?? そういうお金って見つかったらまずいから、みんな使っちゃうみたいです。 そんなことってあるんですね…! でもそういう話をされた時は、もう何も信用せずに「お金ない、そんな余裕ないからできない」って言います(笑) 詐欺に遭ったって言ったら「俺が取り戻してあげるよ。こういう話あるんだけど…」って言われました。「本当なら、わざわざ私のお金なんか使わないで、自分のお金を使って増えた分をくれればいいのに」って思いました(笑) でもこうして直接お話してみて、すごく柔らかい雰囲気の方なんだって驚きました! 「ツンとしてると思ったけど、全然イメージと違った」とか。 メイサさん、今日は本当にありがとうございました! 銀行員という安定を捨て「いろいろなことにチャレンジしたい」と語る好奇心旺盛なメイサさん。 投資詐欺という壮絶な経験にもめげない強さを秘めたメイサさんが、今後どのような活躍をされていくのか楽しみですね!危険な話には、自衛に徹する
さいごに
在籍店舗:六本木 JUNGLE TOKYO
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